「冬の北海道で車中泊をするなら、大容量のポータブル電源と車内の断熱対策すれば大丈夫」なんて思っていません?
でも大容量のポータブル電源に20万円もかけられないし、車も完全なノーマル。 そんな私でも、冬の北海道の一夜を過ごす方法はあります。
ポイントは「家と同じような快適さを求めない」「限られた熱をどうやって使うか」ということです。
- 1. ポタ電の容量と使用時間
- 2.空気を温めずに自分を温めよう
- 3. 寝具は「マミー型」一択
- 4. 「底冷え」対策しないと眠れない
- 5. 窓は、厚手のシェードでガード
- 6. ドアのスキマ風を無くそう
- 7. 寒いけど換気は重要
- まとめ:不便の先にある楽しみ
1. ポタ電の容量と使用時間
まず、ポータブル電源についてですが、実際20万円近い大容量(2000Whクラス)の電源を使ったとしても、500〜600Wの電気ファンヒーターを動かせるのは、せいぜい3時間程度です。
断熱のないノーマル車で、一晩中電気で車内を暖めるのは、現実的にほぼ無理です。
2.空気を温めずに自分を温めよう
ファンヒーターで車内を暖めるのは効率が悪すぎます。
確実に朝まで過ごすには、車内の空気を暖めるのではなく体を温める。
方策は「電気毛布 × マミー型寝袋」です。
電気毛布を寝袋の中に入れて身体を直接温め過ごします。電気毛布なら50w程度なのでポータブル電源の容量500〜1000Whくらいあれぱ一晩くらい(8時間程度)は持ちます。
ファンヒーターを使う場面は、車内に入った時、食事するとき、朝起きてシュラフから出る時間など計30分〜1時間程度スポットで暖房します。

3. 寝具は「マミー型」一択
冬は布団じゃダメです!寝袋は必須、しかも封筒型ではなく肩口から冷気が入らない「マミー型」を選ぶこと。
寝袋の性能は 「使用下限温度」ではなく、「快適使用温度」を基準に選ぶこと。高額にはなりますがこれだけは最適なものを準備しましょう。
さらに寝袋の顔部分を絞っていても、呼吸する顔には冷気が「刺さるように」入り込んできます。 これで寒くて目が覚めてしまうことも。
対策は寝袋の上から軽い毛布など頭にふわりと覆うように掛けるのがおすすめです。これだけで顔周りの冷たい空気の侵入を防ぎ寝やすくなります。
4. 「底冷え」対策しないと眠れない
寝るときに注意したいのは外気もそうですが、実は「床からの冷気」です。
奮発して買った高価なダウンシュラフでも、寝ると背中部分は体重でダウンが潰れてしまいます。
この潰れる背中部分に当たる床の冷たさはダイレクトに伝わってきます。
厚手のマットなどを重ねて背中からの冷気を遮ることが重要
5. 窓は、厚手のシェードでガード
窓は車内で最も熱が逃げる場所で、車種専用で厚手のシェードがあれぱ良いでしょう。
私は自作シェードを2重にして窓に貼り付けています。これだけで体感温度が幾分と変わります。
6. ドアのスキマ風を無くそう
バックドアの隙間やスライドドアのステップからも冷気が入りこんできます。タオルなどでスキマを無くしスキマ風を遮ると良いでしょう。
7. 寒いけど換気は重要
① 火気注意!カセットガスストーブを使う場合、火災や一酸化炭素中毒のリスクがあり、使う場合は十分換気すること。
② 結露注意!車内で煮炊きをすると結露で窓がガリガリに凍ります。
また結露で寝袋が湿気ると保温性能が落ちます。シュラフカバーで対応できますが、寒くても窓を開け換気を心がけましょう。
まとめ:不便の先にある楽しみ
しっかり準備することで、多少不便でも凍えずに朝を迎えられればいい。
そして非日常体験で真っ白の素晴らしい景色、冬の北海道の旅を楽しんでみたらどうでしょう。特別な冬を体験してみませんか?
